Education
「流域」・「水循環」を軸とした河川・水教育を推進し、
学校教育への貢献、河川・水と人・社会とのかかわりを深く理解した人材育成の支援
及び安全な水辺体験活動の普及・啓発を行っています。
流域のイメージは、地理院地図のツール(3D)で作成した図を加工して河川財団において作成
・河川・水の学びにより、子どもが物事を関連付けながら概念を構築し、体系化した上で体得していく学習能力の向上
・自らの言葉で他者とコミュニケーションする能力向上や、自然を愛する情操を同時に育む
総合的な学習の時間、理科、社会科、防災教育において役立つ河川・水の学び
河川や水を対象にした学びにより、子どもの発達段階に応じて、新しい知やその構築のしかた、体系化が獲得されると確信する。そして、河川や水に関する新しい知の体系化の過程において、子どもがどのような状況でも自らが生きていく力を獲得していくと確信する。
学校教育における河川・水の学びの価値や意義について検討すると共に、その学校教育における実践のため、有識者からなる河川・水教育研究会を設置し行った議論をもとに、河川財団で執筆、編集した書籍を発刊しています。学校関係者や研究者、学生、河川や水に関わる仕事をされている方すべてにおすすめの書籍です。
展開例1 河川・水に関連した探求課題の例示
展開例2 理科での授業展開例
展開例3 社会科での授業展開例
河川財団では河川・水教育に関する学習教材等を作成しています。それらのうち、一部のおすすめコンテンツを紹介します。是非ご利用ください。
4年理科「雨水の行方と地面の様子」で活用可能なインタラクティブアプリです。雨水にみたてた玉が地形に沿って移動します。【共同制作】宮城大学・鈴木優研究室(ULAB)
身近な地域から国土全体の様子を流域の視点からとらえるためのデジタルマップ。洪水浸水想定区域図、土地の高低差、土地利用等、様々な情報を流域と重ねて学習できます。
水循環等をゲーム形式で学べる無料教材。プロジェクトWETのアクティビティをe-Learning形式で体験できます。
米国幼児向けガイドブック収録のアクティビティをコンパクトにまとめた教員向け入門用ガイドブック。
ゲームでうんこ先生と一緒に川について学びます。夏休み前の安全指導にも。
©Y.F/BKS